この項目ではMIDIを楽しむために必要なソフトウェアに関して記述していきたいと思います。

お品書き
1.音源
2.プレイヤー
3.エディタ等

音源
 MIDIというシステムは楽譜のようなもので、それ自体には音楽のデータは入っておりません。そのため、音を出すためのシステム、すなわち「音源」が必要となります。
 この音源は複数のものが存在し、ハードウェアとPCなどで利用するソフトウェアのものがあります。
ここはハードウェアのMIDI音源を……といいたいところですが、実はこの音源、通常プロフェッショナルの音楽家が使用するものでして、数万円はします。
また、Windows98以降には一応ソフトウェアのMIDI音源が付属しております。 この項目ではOS別にソフトウェア音源に関して説明します。
1.windows95〜windwosMe
Microsoft GS Wavetable SW SynthというソフトがWindows98から付属されているようです(これはあまり質はよくありません)。
書肆参月堂御中のWebサイト参月堂主人の音楽百問百答に記載がありますが、WindowsソフトウェアMIDI音源によるとSW-10というCASIO系列のソフトウェア音源が利用できるようです。
2.WindowsNT〜WindowsXP
複数存在するようです。有名なところとして上のページでも解説があるMicrosoft GS Wavetable SW SynthやYAMAHA XG WDM SoftSynthesizerが存在します。また、Timidity++やhtsfmsといった音源をMIDI yokeのようなMidiループバックデバイス(パソコンから出て行くべきMIDI信号を横取りして、パソコンの中に逆戻りさせるドライバ)を使って音源にする方法も存在する。 さらにはQuickTimeやMidRadioPlayerなどのソフトウェアにある音源を力技で利用するという手法も存在するらしい。
3.WindowsVista〜
この辺りからはなぜか普通にMicrosoft GS Wavetable SynthMIDIからMIDI OUTを変更することができなくなっており、かなり特殊な方法が必要となっている。
そこでMIDIマッパー出力先選択ソフト(MIDIせれくたー)を利用したり、Windows内蔵のMIDI音源の代わりにサウンドフォントを使ってMIDI音源にするドライバ(Bassmidi driverなど)を用いてMIDIを鳴らしたりします。
少なくとも、WindowsXPよりはかなり面倒なことになっている模様です。
なお、記述者は所有していないのでわかりませんが、windows8ではもっとひどいことになっている模様です。
4.結論
ある程度の予算がありそこそこやってみたいのであれば中古のWindowsXPマシンを購入してそこにMIDIの環境を構築するのが一番手っ取り早い気がする。うまく買えば送料込みで数千円程度で、ネットにつながない限りは問題はないはず。
5.その他のPC
所有していないのでわかりません。少なくともLinux系列だとTimidity++を導入する、とのことですがかなり厄介なことになりそうです。

ソフトウェア(プレイヤー)
音源をどうにかしたら今度はプレイヤーです。
音源不要のプレイヤーと音源が必要なプレイヤーが存在します。
それぞれのソフトウェアに関してもやはり特徴が存在し、扱いやすさもかなり違います。
なお、何も入れない状況だとWindowsMediaPlayerが関連付けられます(Windows8は不明)。
vectorwindows用MIDIプレイヤーには複数種類のソフトが存在し、さらに種類はありますので、好みに合ったものを選びましょう。
以下は我々の使用しているソフトを挙げてみます。
1.音源内蔵型
GXSCC(GASHISOFT)このソフトウェアはコナミのゲームに使用されていた音源「SCC」をエミュレートしたものです。Wavへの録音機能もあります。なお、同サイトにはBEEP音でMIDIを演奏するソフトウェアも存在します(こちらはBEEP音源のないPCでは演奏不可能)。
ソフトウェアFM音源MIDIプレイヤー FM音源をエミュレートしてMIDIを鳴らすプレイヤー。なお、このソフト音色の変更やピアノ鍵盤をクリックすることによる演奏も可能と、結構な高機能だったりします。
開発終了のためかサイトのTOPからのリンクはない。 htsfms player(石村仁志氏) ソフトウェア音源に付属するプレイヤー。単純な機能しかないチェック用らしい。
2.音源が必要なソフトウェア
これらのソフトウェアには音源が別途必要である。通常Windowsの場合、Microsoft GS Wavetable SynthMIDIがセッティングされています。
Tmidi(ふみぃ氏) 和音が表示されたり、一部の歌詞表示機能があったりと高性能なプレイヤー
MIDI STATION(I.C.S Network Position) アレンジ可能だったりリスト再生可能だったり高機能なMIDIプレイヤー
Decoplay(Tonouesan Web Page) 昔から存在したプレイヤーのWindows版、プラグインにより機能を拡張可能(歌詞表示プラグインの最新版など一部プラグインは入手不可能)

MIDI View LE(Sundry Street ) このソフトウェアは「歌詞付のMIDI」に対応したMIDIプレイヤーです。XF形式などにも対応しておりますが、一部の形式ではきちんと動かなかったりするようです。

KBMedia Player(Kobarinのホームページ) 総合再生プレイヤー。ただしMIDIプレイヤーとしてかなり優秀で、ほかのプレイヤーがエラーを返すものもOKだったりします。
こんなところでしょう。

編集ソフト、ユーティリティー
MIDIを編集したりするソフトです。やはりいろいろありますのでお好みでどうぞ。
いかに自分の使用しているソフトを挙げておきます。
Cherry(ふみぃ氏) MIDI作成、編集ソフト。
SMFパックpro(須釜俊一ソフトウェア) MIDIの不要ファイルをダイエットするソフトウェア。
ExSMF(MISO氏) MIDIファイルの形式を変換するソフト。壊れたMIDIを修復することも可能だったりする。
こんなところです。ほかにもおすすめありましたら教えてください。

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